青々とした元気なローズマリーがよく見ると白いブツブツや所々に茶色く変色していたなんて経験ありませんか?
我が家でも何度も鉢植えローズマリーの危機に接した経験があります。特にやられやすいのが春先から夏にかけてで、気がついたら結構重症なんてことも・・
専門家ではないので推測の範囲ですが、元気だったローズマリーが枯れてきておかしい。そんな時に参考情報の一つとして考えてみてくださいね。
■葉のブツブツの正体は葉ダニ?葉水とニンニクで撃退!
5月下旬から6月にかけて植物の芽吹きとともに害虫も活動が活発化します。きれいな花に心を奪われますが同時に害虫対策も必要となってきますね。
我が家でもベランダの鉢植えにはたくさんの害虫さんがやってきます。
元気だったローズマリーの葉の表面がいつの間に白くまだら模様に・・💧
もしやと裏を見たら小さな赤茶色のような虫を発見!花や植物の葉緑素を吸収するダニ類のようです。
農薬スプレーでシュッ!とやりたいところなのですが、基本的に科学的な農薬は使わずに原始的な方法で育てています。
害虫対策は対処法がいくつもありますが、hannoはにんにくを切って土に埋め込んだり。ニンニクをすってその汁をこしたものを少し薄めてスプレーしてみました。
前回コガネムシには水責めした後ニンニクが効いたような気がするので、今回も原始的な方法で試してみようと思います。
ちなみににんにくに含まれるアリシンという成分は玉葱やねぎ類に多く含まれていて、独特の香りがありますが、この成分は虫も嫌うのでが天然の農薬といってもいいくらいなんですね。
我が家でも九条ネギを育てていましたが、虫は全くと言っていいほどつきませんでしたよ
【結論】
ハダニにしてもアブラムシにしても葉の裏に生息し、葉の養分を吸収するというのはどれも共通しているので、嫌がる環境に置く。
葉水を毎日徹底する事や、EMなどの土壌成分を回復させ土の水はけを良くする事で回復するのではと思います。
それでも回復しない!という方は思い切って選定後、土を完全に良い土に植え替えてみると良いかもしれませんね
■ローズマリーは地植えより鉢植えの方が難しい?
ローズマリーの原産地は地中海沿岸で比較的安定した温帯地域の植物。日本のように多湿で四季のある環境には少し苦手かもしれません。
hannoも頑張って店舗で小さな苗のローズマリーを購入して、2年に1回の植え替えをしながら大きく成長してきました。が、やはり途中経過は引っ越し先の環境やらで、弱ってきてしまいその度に対処してきましたが、今回は以下3度目の危機に!!
●ローズマリーの葉の頂点の茂みが少ない
これは原因が判明し、引っ越し等で日当たりの悪さから光合成が少なくなった。
●コガネムシに根を食い荒らされた
天敵が少ないのか原因は不明。水責めで回復。
●葉が白くまだら模様に変化してきた
現在の状況。天然の農薬で現状復帰予定。
ちなみにローズマリーは放置しておくと木質化するといいますが、小さいものより大きなローズマリーの方が病気には強そうですね。株も大きければ根っこも食べきれないでしょうし、多少ハダニが来て夏の期間持ちこたえれば、翌年も元気なはずなので。
おわりに
水はけを良くする事やローズマリーが好む環境を整えるという事が大切なのは勿論なのですが、
一番大切なのはよく実はよく観察をすることかも知れません。少しの変化でも気がつけば大事に至らなく済みますよ。