数年かけて大きく成長したと思ったら、葉が黄色くなり元気がない・・。よく見たら土中にコガネムシの幼虫がうようよいた経験があります。
一度やられたら復活するのが難しいと云われるほどの害虫ですが、15匹は確保してローズマリーを水責め状態にし再度植えたら、何とまた元気に復活しました。
コガネムシの幼虫が数匹でもいればアウトと言われますが、黄変したローズマリーも適切な処置をすれば回復するようでハーブ類も人間が思っているより植物は強そうです。
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【コガネムシ対策】農薬を使わず対処する方法
コガネムシが大量発生してしまったので、正直農薬を使うかどうか悩みました・・
土そのものが弱くなってしまう事が気になり、今回は使用するのを止めました。
その場合自然淘汰は難しいので手間ですが、一つ一つ捕獲して取り除いていきました。
1匹見つけたと思ったら、次々と出るわ出るわコガネムシの幼虫たち・・
ビニール袋にまとめて入れて窒息死でもと思ったのですが、主人が近くの野原へ解放してしまったので、残念ながら来年また出会ってしまいそうです-_-
コンパニオンプランツでの害虫忌避を利用した栽培方法
お互いの成長を助けたり害虫対策にもなるコンパニオンプランツ。
コガネムシにもいいのかもという事で調べてみると、ニンニクが効果的とありました。
そこでにんにくそのものを切って鉢の中に入れてみました。
効果があるかはまだ分かりませんが、ニンニクの強烈な匂いを嫌がって害虫も寄ってこないのではないかと。
ニンニクを植えることで土中環境も良くなり、植物の成長も促されるようなのでここは時間をかけてローズマリーを見守ることにしました。
今回他の植物にも幼虫がいる可能性があるので、植え替えしない植物にもニンニクの実を切ってそのまま数か所埋め込みました。
まだ実験途中なのでこれでいけるかどうかは分かりませんが、その後の調子は良いようで緑が増え木質化していますよね。
結構大きくなったので青々としたローズマリーを1本挿し木にして増やす事ができました♪
ニーム系の忌避剤でコガネムシその他害虫を駆除
先日ニーム系の粉末を購入しアブラムシが出始めたミントの土に混ぜ込んだところ、その後の様子でもアブラムシがほとんど葉の裏にいなくなっていました。
たしかに確かに効果はあるみたい
ニームの木とはインド原産の樹木だそうで、とても薬効が強く虫をほとんど寄せ付けないと言われるほど強い木といわれています。
ニームの葉はどことなく日本の山椒に似ている感じもありますが、農薬にかわるものとして期待されているようです。
コガネムシ対策には有機質肥料だと栄養があり寄ってきやすい
幼虫にとってミネラル豊富な土は、根っこも栄養満点で快適。
そういえば以前の我が家では東南向きで午前中は日差しが強すぎるほど、日光は当たっていました。
そのせいかどうかローズマリーもとても良く成長し、害虫にやられるという事もありませんでしたが、しばらくは植え替えもせず水もたまにしか与えず肥料も与えず放置状態でした。
残念なのは引っ越しをした今の住まいでは、以前ほど日当たりが良くないせいか少し葉の茂り方が少ないようです。
ローズマリーそのものは、太陽と適度な水、水はけの良い土があればある程度成長する印象です
有機質肥料は環境的にはとてもいいのですが、未分解の栄養が残りプランター栽培だと少し難しい可能性が。
思い返せば以前レモンバームも肥料が入った土で育てたせいか、購入した時より香りが少なくなったことがありましたので、ハーブは野生的に育てて丁度良いのかもしれません。
結局は植物を育てるのは土しだい?
鉢の中にニンニクをいくつか入れてみましたが、それだけだと不安もあるのでニームオイルを週1程度散布して様子をみることとしました。
それとニームの粉末を試して害虫駆除できるなら、農薬を使う必要もありません。
ローズマリーは基本肥料をほしがる植物ではありませんし、嫌いな香りで撃退する方法を選びましたがまだ実験段階です。
ハーブ類は害虫に強いとかいいますが、タイムもミント類も環境が合わないと弱くなり虫たちが寄ってきます。
ハダニにもやられるし、特にハーブ類の土は肥料分がほとんど入っていない方が上手く成長してくれそうです。
まとめ
●ハーブ類は肥料いらずで育てる
●元気がない時はEMなどの微生物を増やす
●成長に合わせて適切な時期に植え替えする
花を咲かせたいのか幹を成長させたいのかによっても違うと思いますが、大きく育てれば根も太くなりコガネムシも中々食べらません。
広さがある方は頑張って増やしてみましょう♪