お菓子の原料にもなり、そのまま焼芋としても美味しいさつまいも。
6月くらいになると苗が出回り、畑や家庭菜園でさつまいも栽培する時期になると思います
さつまいもは実は日本原産ではなく、元はアメリカ中部地方から欧州の人々が持ち帰り世界中に広まっていったようでです。
さつまいもは飢饉などの時代にも利用された歴史があり、また肥沃でない土壌でも栽培できるというメリットがあるので初心者でも栽培しやすいかもしれません。
さつまいもは放置していても問題ないという情報もあり、また肥料もさほど必要ないということで今回は初心者でも育てやす品種と、注意するべき点をまとてめてみましたよ。
これからさつまいも栽培をしたいという方は参考にしてくださいね。
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初心者向け作物の代表さつまいも栽培って?
ものがなくて食料危機があった時代などもさつまいもを植えて、飢えをしのいだ時代がかつて日本にもありました。
放置状態でも勝手に成長してくれるので、畑がなくとも手軽にプランター栽培でも育てられますよ。
ちなみに近年ポット苗という形でホームセンターなどでも販売されるようになりました。以前植えた時がありましたが、つる取り用ポットもあるので注意しましょう。
土壌は水はけが良くサラサラした砂土でも栽培できる
さつまいも自体は元々肥料分の少ない砂土で育つ作物なので、特に肥料を必要とせず土壌のPHを守れば栽培自体はうまくいくようですね
肥料は必要でなくとも堆肥は有機物があった方が良いとのご意見もあり、断定した事は言えません。
それと、
同じ場所で栽培し続けるとその土地で適した芋ができるようなので、そのあたりは考えた方が良いかもしれません。
hannoが以前栽培した時はチッソが多かったのか肝心のさつまいも自体は少なく、葉が繁茂しまくっていました(やはり窒素分が多いと収穫が少な目な印象?)
排水性の良い土質が適しているので、梅雨の時期なども考えると透明マルチなどで覆うといいですね。
土作りなどまだ栽培慣れしていない方は、さつまいも用土を購入する方法もありますよ
実は肥料なしでも育つ?窒素が多いとつるボケになり芋が成長しない
その時の状況によると思いますが、さつまいもが肥料を欲しがる作物ではないという性質を考えると、あまり神経質になる必要はないと思います。
我が家の場合は粒タイプの肥料は使用でずに、生ごみ堆肥や枯れ葉や枯れ木、病害虫対策にもなるもみ柄燻炭とたまに米ぬかなどすき込みました。
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肥料分が少ないせいか他の作物もあまり害虫にもやられずに、収穫できています。
初心者でも育てやすいさつま芋のおすすめ品種は
サツマイモは放置状態で育つとはいえ、栽培しやすい品種というのがあるようですね。
それぞれに特徴がありますが、下記3種類が育てやすさと収穫のしやすさからお勧めかなと思います。
紅あずま
関東圏で販売されている品種。害虫にも強いなど丈夫でありながら貯蔵性も優れていて、栽培も容易なので初心者向きのさつまいもです。
なると金時
家庭菜園初心者でも育てやすいと評判のさつまいも。関東にもありますが関西圏で多く販売されているようです。
生育が早いという特徴から初心者向きでしょう。
紅はるか
収穫量が多く、病害虫にも比較的強いので初心者でも栽培しやすいと思います。
シルクスイート
さつまいもの品種の中でも糖度が高く、お菓子の材料にも合う種類。
こちらも他サツマイモと同様の育て方で、約120ほどで収穫できます。
おわりに
さつま芋の育て方は簡単なようで知識がないと、意外と失敗するかもしれません。
家庭菜園経験2年目の管理人としては、初心者でもさつまいも栽培を成功させるポイントは以下の注意点をおさえれば上手くいくのでは。
●土壌の排水性を高める
●植え付け直後はたっぷりと水をやる
●つる返しをする
●120日後に試し彫りをする
●栽培は同じ場所を利用する(生育が良くなるため)
1回では難しいかもしれませんので、上手くいかなくとも何回も栽培して経験を積むことをおすすめします。