雑草と思われている野草の一種、スベリヒユ。
この野草を元々知っている人はあまり知られていないと思いますが、調べてみるととても栄養価が高く、美味しく食べられますし雑草なんてとんでもない!と言いたくなるほどの植物でした。
このスベリヒユの自生期間は夏の暑い時期7~9月だそうですが、注意してみると畑にある以外、道路脇や公園などに自生しているそうです。
雑草とはいっても近所に自生しているのか、スベリヒユを是非見つけてみたいという方は参考にしてくださいね。
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■スベリヒユは雑草だから道端に生えているし取っても大丈夫?
まず我が家で利用している畑ですが日中は暑いくらいに日差しがあります。
丁度7~8月くらいにかけ、整えた筈の畑に見慣れない肉厚の植物が出てきて何だこれは?と。
雑草も食べられるものがあるとは知っていましたが、畑に出る度刈り取っても出てくるので何か利用できないかと考えていたところ、スベリヒユという一部の地域で食されている野草だとわかりました。
魚に多いと云われるオメガ3も植物の中では豊富というので、他植物と間違っていないか確認して持ち帰らせていただきました⭐
雑草ということは、道端にあるのでしょうか??
家の近所をあちこち周ってみましたが、スベリヒユが自生している姿を一般歩道では残念ながら見つけることができませんでした・・
■食べると危険?スベリヒユに似た雑草たちとは
8割の野草は食べることができるそうですが、間違って別の野草を食べてしまうのは怖いですよね。
スベリヒユに似ている野草は下記の種類があるようです。
●ハナスベリヒユ(ポーチュラカ)
主に園芸用に販売されているようですが、手間がかからず花もたくさん咲くようでスベリヒユの原種だそうでスベリヒユ同様茎や葉も食べられるそうです。
確かに葉を見るとそっくりですよね。
●マツバボタン
実際に見た事はないのですが、茎も太く多肉植物の外見ですがこちらも手間がかからず花芽が多くつくようです。
ポーチュラカは食す事ができてもこちらは観賞用なので、あくまで花を楽しむという目的ですね。
●コ二シキソウ
スベリヒユと区別がつきにくく毒のある植物といえばコニシキソウ。
最も注意しないといけない野草ですが、意外と見分け方は簡単でした。スベリヒユと比べると一回り小さい!ということ。
葉に赤紫色の斑紋があることと、茎を折った時に白い液が出ればスベリヒユではないという事なので、比較的見分けがつきやすいのではないかと思います。
■スベリヒユの収穫時期はいつ頃なのか
スベリヒユの栽培期間はおおよそ7~9月。
畑ではスベリヒユが夏の暑い盛りに繁茂した後半には、他イネ科の雑草やその他がこれでもかとばかりに自生しています。
8月中は何とか収穫できましたが、9月に入ったらススキに囲まれ画像の状態に💦
スベリヒユは9月までは自生していても他雑草が生い茂ってくるので、一つの野草のみ収穫しようと思っても中々難しそうですね💧
■酸味はあるけど生でも湯がいても炒めても食べられる
我が家で取ってきたスベリヒユですが、生でも食べることはできます。
葉は柔らかいので特に小さいうちは蒸さなくてもサラダにして、他野菜と食べても美味しいかなと思います。
触感や味がツルムラサキの似ているという声もありますが、微かに酸味を感じてものすごい美味しいという感じではないかも知れません。
スベリヒユは北は北海道から九州に至るまで分布し、天ぷらやおひたしにして食べるそうで、実は野草関係の本を読んで初めて知りました。
我が家では湯がいてごま油と醤油、鰹節で食べたり、炒めたりしてしましたが、子供も初めて食べた時に美味しい!と言っていたので、問題なく食べれる範囲ですよ★
酸味やえぐみがあるので、気になる場合は一旦湯がいてから、調理した方が食べやすいかな
野草が判別つくようになるまでは、野草関係の本をみて勉強しておくのも一つですね
旬の時期や調理方法なども掲載されているので、わかりやすいです↓