食べられる雑草として近年注目されているのがスベリヒユ。
こちらのブログでも取り上げましたが、実は滋養強壮的な意味合いもあり農家さんや昔の一部日本では常食されてきた歴史があります。
スベリヒユは確かに繁殖力が強く畑などではこれでもか!とばかりに出てくるので農薬を使いたくなる気持ち、わからないでもありません。
スベリヒユは雑草とはいえ一般的に荒地などでは発芽できず、肥沃な土地でないと出てこれない。むしろ植物が生育するのにとても適した環境であるといえるのですね
それなのに薬を使用して枯らすというのは少し勿体なくはありませんか?そうはいっても畑作業で邪魔というのもありますよね
せっかくなので土壌を健康的にする利用方法を調べてみましたので参考にしてください。
Contents
スベリヒユは別名ひょう・アカジシャ・ウマビユ・イワイズル・スベラヒョウで日本全土に生息している
スベリヒユは肥沃な土地に自生してくるといわれますが、畑の様子をみていても確かに米のとぎ汁や米糠、その他堆肥を施したところによく密集しているのを見ます。
皆さんの畑でもそうではないでしょうか?特に背の高い雑草などの周りには生えていないんですよね。つまり土の状態が栄養あるよ~ということの証拠だといえますのでむしろ良いことではないでしょうか。
なので邪魔であれば収穫して食べてしまえば健康になり、しかも野菜代も減るので一石二鳥ですよね。
ちなみに東北地方ではヒョウと呼ばれる雑草名で、蒸してから乾燥してお浸しのように食べる山菜料理として利用されているようです。
我が家でも料理してみましたが、多少酸味があるので蒸したり湯がいて下ごしらえしてから調理すると良いみたいです
それでも畑のスベリヒユを駆除したい!●●も使わずに防ぐ方法
スベリヒユに限らずだと思いますが雑草対策は畑の場合必須。だから手っ取り早く薬をまいて駆除しよう。わかります。
広い畑で夏の暑い時期、セイタカアワダチソウやエノコログサなど背の高い雑草も多くそういった植物は、繁殖力も高く1週間放置しただけでも大変ですよね
雑草自体を伐採してマルチに利用
特に好光性種子の場合は何もないところだと環境が適応して、すぐ芽吹いてくるのですよね。そこでそういった背の高い雑草やらを上にしいたりして遮光性を高める。伐採した雑草に米糠などを振りかけたりすれば早く堆肥化して利用もできますし
知られている内容だと思いますが、食べたりマルチにしたり緑肥にしたり・・雑草とはいえ活用範囲は広いので、有効的に活用できます。
黒マルチシートで徹底して防除する
雑草対策の一つとしてマルチをするというのがありますね。
hanno自身はこれをやったことはありませんが、雑草対策としては効果が高そうです。
栽培物の近くに雑草がある場合は取り除きますが、そうでない場合はむしろ雑草があった方が地温の上昇も防ぎまた雑草自身が土を肥沃にしていくという話もあるので、一概にすべての雑草を伐採すべきの考えは疑問が出てきます
ちなみに雑草対策としてはやはり黒色のマルチシートが一番効果があるようですよ♪
石炭窒素は雑草対策にも有効だった?
一般的ではないかもしれませんが石炭窒素という農業資材で一般的な強い農薬ではなく、除草にもなるものとして利用されているようですね
作用の仕方としては土の中に入って水分と反応することで、シアナミドという成分が農薬に似た働きをすることで害虫や雑草対策、また窒素を増やす働きまでするそうでとても有効な方法だと思います
これからの時代はこういった作物と共存していき、今までのような大量に一つのものだけ使うといった方法は通用しなくなるかもしれませんね。
スベリヒユの環境にやさしい雑草対策としては
●雑草マルチにする
●黒マルチをかける
●石炭窒素をまく
以上のようなものがありますので、せっかく肥沃な土地になるべくなら薬は撒かずに栽培したいですよね。たくさん収穫したら道の駅で販売しても需要はあるのではないでしょうか。
自分なりに良い方法を見つけながら、家庭菜園を楽しんみませんか?