畑ではじめての年越し青首大根を作ってみました。
大根なんてスーパーで購入するのが日常だったわけですが、お借りしている畑があるので初心者が大根を栽培してみた記録です。
結果は思ったいたより細く若干短いですが、それでも初めて栽培したわりには上手くいきました。
大根を育てるのに追肥したり、大変なのでは?と思われるかも知れませんが、出荷するような規格も必要ありませんのでこれから大根を栽培してみようかという方は当記事を参考にしてくださいね。
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種蒔き時期は10月上旬までの年越し大根を10月後半に種蒔き
今回使用した大根は冬どり年越し大根という種類。名前の通り年越しで、真冬の寒い時期でもじっくり太ってくれる青首大根
推奨される撒き時期としては暖かい地域で10月半ばくらいまでとのことですが、今回も時期が遅れ10月後半のやや肌寒い時期になってしまいました。
種蒔き時期が遅れると収穫時期も当然遅れ、さらに気温も変わるのでうまく栽培できないのでは?と心配でした。
元々大根は寒冷地では栽培にむかないといわれるもので、適度な気温変化がないと育たないわけですよね。
それでも何とか10月中には畑を整え、種蒔き終了
ちなみにこの時期まだマルチはやっていません。
青首大根の途中経過は元気がない・・葉の色も黄色になりもはや失敗?
それまでも様子を見に行っていたのですが、寒さのせいもあるのか葉が小さいのはもちろん、葉全体がしなびた感じで黄変していたり元気がない・・・
12月の時点でこんな感じ↓
これは寒さと肥料が少なかったのかもしれないと感じ、すぐにEM菌や万田酵素を施し様子を見たら少し元気になる。
他は家から持ち出した米のとぎ汁や米ぬかをまいたりしましたよ
種蒔きが多少遅れてもマルチや防寒をすればダイコンも育つ?
大根の種まきが遅れると上手く育たない。これは本当だと思います。
そういった話も聞きましたし、実際自分たちも栽培した大根はけっして総太り方ではありませんでした・
でも長さ的にはだいたいの理想的なもので、敢えて言うなら直径はちょっと足りないかな?という印象。
黒マルチをしたのは12月という時期に不織布と合わせて防寒対策をしましたが、それからは霜にあたっても雪が降っても意外と元気に成長していました☆
大根は根っこの身より葉の方が栄養豊富?
スーパーで陳列されているダイコン類は白く真っすぐにきれいに栽培されています。
プロの農家さんが育てているので当然かもしれませんが、白く艶やかに大きく育てるためにはそれぞれの栄養が必要です。
大根というとあの白い根の部分だけのような気がしますが、身は9割が水分で実は葉の方が栄養豊富なようです
店頭に陳列されている時には栄養のある葉の部分は切り落とされ、根っこの大根のみが販売されるそうで何だか勿体ないですね。
実はとっても栄養のある大根葉
植物の葉は太陽の光を取り入れ、光合成を行っています。
葉が虫に食べられたりしなければ、栄養を作り出し植物を成長させることができるわけですよね。
害虫も余剰な肥料があると寄ってきてしまうので、hannoも普段は肥料はごく少量を与えるようにしてします。
大根の葉の栄養素は以下の画像が参考に↓
種蒔きは遅れても約4ヶ月後の大根は思っていたより元気!
3週間ほど遅れたダイコンの種蒔き。
・黒マルチで地温を上げる
・不織布などで防寒対策をする
以上の方法を施した結果、ある程度の大根栽培をすることができました。
今回の大根を育てるのに行ったことは有機堆肥うすく使用し、燻炭や余った米ぬかなどを入れてくらいで他は我が家のEM菌や万田酵素を1~2週間後ごとに散布しましたよ(もしかしたらそれさえも必要なく育つのかもしれません)
他の野菜と一緒に与えたくらいで、しっかりした追肥はしませんでした。
肥料も少なめだったせいか虫にやられる事もほぼなく、栽培できましたので時期が多色遅れても大丈夫なようですね。
肥料にあまり頼らずやってみたいという方、ぜひ試行錯誤しながら作ってみてください☆