固定種シリーズでプチトマトを畑と家で栽培しています。
土質も違えば日当たりや環境も違うので、どのように育つのか気になりますよね。
家庭菜園のプチトは毎日見れるので、管理はしやすいとは思います。
畑は依然PH調整や堆肥などをすき込んだので、種から育てた苗を植えましたが水やりも1週間もしない状態で果たして生育がどうなっているのでしょうか。
種まきからスタートして順調に育ち苗植えまで
種から育てた苗が順調に大きくなったので、まずは畑に苗付けし残りの一つは鉢植えで育ててみました。どうでしょうか?同じ時期に植え付けしたものでもかなり違いがあります。
家庭菜園の方はすくすくと背丈が伸び、実の方も第一花房、第4花房とそれぞれ大きさはありますが実をつけてくれています。
畑は画像のように背丈は伸びず、むしろ手を広げているようなジャングル化に。
おまけに実をならせているものは、一つの苗だけであとは茎や葉が生い茂り、トマトというより雑草のような勢いで。
もちろん周囲の雑草もこれでもかとばかりに自己主張をしているように感じます。
まあ雑草も環境が合うから繁茂するわけですし、根本から引き抜いてもすぐ出てきますし、上から三分の二程度を刈り込むのが茂らない方法だと聞きました。
トマトは乾燥地帯の植物だから水やりは控える?
トマトの故郷はアンデス地方の雨の降らない乾燥地帯だそうで、日本の高温多湿では環境がまるで違うという事がわかります。
当たり前のようにスーパーに陳列されていますし、身近なプチトマトがそんな地方の原産とは思いもよらないですよね。
よくトマトは乾燥気味に育てるのがいいと聞きますが、実がなり始めてからの極端な乾燥はトマトの実が破裂してよくないそうなので、水やりの頻度を決めてやるようにしました。
プチトマト見た感じの生育環境は植木鉢の方が順調
家庭菜園のプチトマトは背丈がもう管理人(155cm)の身長を超えてしまいました。
一番花のところが遅かったですが実がなり、どんどん成長して2段目3段目と実がなり始めました。
ベランダの風が強いため自然受粉もしそうですが、念のため手で人工受粉しましたが今のところ順調です。
着果率は鉢栽培の方が高く畑は少なめ
次に鉢栽培の方の花芽ですが、これも畑より多くまた実付きも勝っているのは、畑に比べて日照時間が午前中だけ。
地温が低くなっているのかも知れません。
畑の方はというと日照時間も長く日当たりも良すぎで暑い。ある意味畑の方が地獄ですね・・💧
おまけに畑には1週間に1回程度行くくらいなので、その度に水やりはしますが鉢は3日に1回。
定期的に行っているので管理のしやすさもあります。素人がやっているので分かりませんが、もしかするとこの後畑の方がぐっと成長するかも知れませんが、途中経過は鉢栽培の方が勝っていました。(結果的に畑は失敗・ジャングル化に)
トマトは35℃以上だと着果しにくい?
8月の真夏シーズン、大方の野菜は高温だと発芽しにくかったり栽培に時間かかかったりしますが、これはトマトも例外ではないようです。
■ トマトの栽培適温:約25〜28℃
30℃以上の高温が続く日本。花芽はこれでもかという程ついていますが、全体からみると着果は少ない印象です。
トマトの元々の原産地が乾燥地帯で冷涼な地域なわけですから、高温多湿な環境では子孫を残そうと感じないかも知れません。
まとめ
失敗と感じた点はいくつかあり、まずトマトの種まき時期が大幅にずれ暑い時期に育苗したこと。
これが一番の失敗点でした。これからプチトマトを栽培される方は、生育気温・湿度管理などに注意して育ててみる事をおすすめします。