食品の表示が変わったり知らないうちに、危険な食べ物を口にしているかも知れません。
遺伝子組み換え食品はすでに流通していますが、直接食べるというより加工食品となって日常生活に浸透しています。
近年ではゲノム食品やら、本物に似せた食べ物が普通にスーパーで買える時代となりました。
食料生産向上の意味では仕方のない部分もあるとは思いますが、可能なら避けたいしまた食べたくはないですよね。
現時点で分かっているものをまとめてみましたので本記事を参考にすると同時に、ご自分でも是非調べてみてください。
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研究室の培養肉はいよいよ食卓へ届く日が近い?
最近培養肉とか人工肉、ワクチン入りの野菜など以前は自然界になかったものが次々と押し寄せて流通してきています。
ちなみに外資系でお洒落な外観で多くの人が勉強したり、くつろいでいる某有名コーヒーチェーンのメニューにも既に人工肉(現状はGMO大豆他)を使用したサンドイッチやハンバーガー等が販売されています。
この流れは一旦できてしまうと外資系だけでなく、様々な飲食店でも低コストで利用できるという理由で流通されると思います(個人経営の店やオーガニックを扱う店ではさすがに少ないでしょう)
ちなみにハンバーガーを一つ作るのに4,600万円も製造コストがかかるというのも、その分を畜産業に転化したらどれ程の農家さんが救われるのだろうと思ってしまいます。
遺伝子組み換えはもう避けることが出来ない日本の事情
遺伝子組み換え食品はもはや当たり前と思っているかもしれませんが、日本に導入されたのは1996年からなので、それ以前の人たちは組み換え食品は口にしていませんでした。
冒頭でふれましたが、遺伝子組み換え食品を直接は食べていないと思いますよね。
ですが加工食品や調味料などには使われていますし、外食はもちろん手作りしたとしても一般的な調味料を使えば食べてしまっている事となります。
hannoも普段は卵もなるべく遺伝子組み換えを餌にしたものは口にしたくないので、限定されたお店でしか購入できないので、不便であり高いという2重苦?を感じています。
遺伝子組み換え食品はGMOという意味なので、Non-GMOという表記なら遺伝子組み換えではありません。
2023年4月から遺伝子組み換え表示をより厳しくする【遺伝子組み換え表示制度】が設けられ、全体の5%未満なら遺伝子組み換え不使用表示(Non-GMO)が認められたのに、
この制度以降は0%でないと認められないこととなり消費者には分かりずらい表記となりました。
また「分別生産流通管理済み」も遺伝子組み換え不使用であるという意味になりますが、これを見て認識できる人がどれだけいるのでしょうね。
何を「分別生産流通管理済み」しているのか、そもそも良く分かりません・・
日本で認められている遺伝子組み換え食品
■大豆→外食・惣菜・加工品(添加物)・お菓子その他など
■とうもろこし→外食・惣菜・加工品(ポタージュ)やお菓子など
■菜種・綿実→食用油(油に表示義務なし)・加工品などの他
■じゃがいも→お菓子・加工品(スープや調味料)添加物(でん粉など)
これ以外に、てん菜(砂糖)、パパイヤ、アルファルファなどがありますが、加工品となってしまっては最早姿形は原型とはかけ離れているので、自分で気をつけるしかありません。
ゲノム食品と遺伝子組み換え似て非なるもの?
ここで詳しい説明は割愛しますが、ゲノム食品と遺伝子組み換えは厳密には違いますが、どちらも生物の遺伝子をいじっているという点では似ているなと思います。
ゲノム食品はその個体がもっていた特定の遺伝子を切ってしまう事で、CRISPR/Cas9(クリスパー・キャスナイン)という方法で望ましい成分を高めるというものだそうです。
安全性が認められた背景には自然界でもこのような遺伝子を消滅させてしまう事は起きているので、そのメカニズムを利用しているから問題ないとの見識です。
一方安全性を懸念する内容としては、ターゲットの遺伝子ではなく周囲のDNAを傷つけてしまうデメリットや、特定の遺伝子を切ってしまうことで癌などが発生してしまうのではないかという事ですね。
日本ではゲノム食品として届け出されているものは、トマトや真鯛、トラフグなどがありますが、これらは非表示であり、遺伝子組み換え表示と同じ選択できる権利がなくなってしまいました。
安全だと認められていても、ヒトが数年数十年と経てどのような遺伝子変化があるかは分かりません。
原型が分からないだけでなく、研究室で遺伝子操作されたものが食べ物として食卓に上るのが現代の食生活となっています。
野菜や果物にもワクチン入り?家庭菜園をやるしかない
海外でも既に野菜にワクチンを使用した野菜が開発され、国内でもきゅうりの苗にワクチンを接種したものが販売されているそうです。
この問題はウイルス性の病気になりやすいきゅうりを予防する意味で範囲を拡大していくそうですが、こちらもワクチン入りのキュウリかどうかは判別できませんし、恐らくほとんどの店で利用される事でしょう。
実はこの話はきゅうりだけでなく、レタスの研究や上手くいけば一般の病気になりやすい野菜にも拡大していくでしょうね。
またメリットとして農薬を利用しないため健康的であるので、有機(オーガニック)表示なども検討されているようです。
ポイント
科学的な農薬や遺伝子組み換えの苗を使用していないといっても、国内の場合病気になり上手く生産できない場合は、指定された農薬を使うことは認められています。
ワクチン接種をしたものが有機野菜表示となる今後は、他の流れに流用していくか見極めが必要になると思います。