賛否両論の多いem菌ですが、有機栽培をしている身としては微生物の働きを重視したいので、堆肥と一緒に利用しています。
今までほうれんそう、二十日大根、九条ネギ、プチトマト、春菊など葉物野菜含めて畑と家庭菜園で利用してきましたが、害虫の出る時期でもそれほど虫にやられることもなく、栽培することができました。
em菌だけに固執するわけでもなく、もみ殻くん炭や灰、米ぬかなどを利用して土作りを行ってきました。
em菌活性液も作ってみましたので、これから家庭菜園や無農薬で野菜を育てる方はその結果も含めて参考にしてみてくださいね。
Contents
我が家での畑や家庭菜園でのem菌の使い方
近年自然農や不耕起栽培などを実施される農家さんも少しずつ増えてきましたね。
我が家の場合はそういった栽培方法ではないですがお店で売っているような有機野菜を食べたくて、家庭菜園をやり始めたということもあります。
家庭菜園ではハーブ類やパセリ、リーフレタス、ルッコラ、プランターで九条ネギを育てていたのですが、いわゆる化学肥料というものはほぼ使わずに堆肥を混ぜ込んだ土にPH調整などを施しました。
その後は米のとぎ汁(畑は米ぬかなど)を時々与えたり、微生物の肥料は週1くらいに与えていましたが、野菜は害虫被害もほとんどなかったんですね。
もちろん全くない訳でもなく葉は多少食害されていましたが、ヒトが食べる部分はほとんど残されていたので問題ない範囲でしたよ。
em菌は消臭効果もある?実際はどうなのか検証してみた
掃除や消臭にも利用できるとされているEM菌ですが、家庭の中で匂いの発生する場所としてはトイレやお風呂場などの水回りですよね。
我が家の場合も洗濯機のある場所と洗面、トイレこの辺りが時々むっとする匂いが充満して、臭い・・と感じることがよくあります。
今まではお風呂場が匂うとアルコール消毒薬を使っていたのですが、入浴時はアルコールの匂いがきつく感じることがあるので、em菌を使ってみました。
【結果】
実感として臭い匂いは、かなり低下しました。
一度トイレの匂いが臭いことがあり、ファブリーズのようにスプレーでシュッシュした後子供にも試してもらいましたが、感じなくなったと言ったので自分だけではなく、体感として消臭効果はあるかなという感じです。
匂いがしなくなったという事は雑菌の繁殖をおさえる効果もあると思いますので、次回は洗濯にも利用してみたいと思いました。
ただこのあたりは、個人によって違うので色々なもので試してみるといいかもしれませんね
液肥として使えば費用対効果もありそう
万田酵素にしてもemにしてもそうですが、500~1000倍に薄めて使うためあまり減らないんですよね。
値段は安くないかも知れませんが、使用頻度も2週間に1回だったりするので我が家でももちがいい。
結構経済的ではないでしょうか。
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em菌活性液を作ってみたが失敗作?
我が家で利用しているem菌ですが、そのまま利用できるものと微生物の活性液をつくるものと種類があるという事がわかりました。
最初に購入したのがem・1ですが微生物の土壌改良剤ということで、こちらはそのまま使用してもOK。ただし微生物の働きが多少抑えられているので、em活性液を作って増やすこともできるそうです。
我が家ではこのemの入門セットを購入し、活性液を作ってみました。
説明書によると微生物が増えるのには甘いものが好きだそうで、糖蜜と同じサイズのem容器と軽量カップがついてきましたよ。
作り方も特に難しいことはなく、糖蜜を先にお湯でといてから分量のemと水を混ぜるだけ。
作り方は簡単ですが難しいのは温度管理で、微生物がうまく発酵するのは38℃~40℃といわれています。
室温がひくいと発酵が上手く進まないかもしれませんが、甘酸っぱい香りがすれば完成!だそうです。
今回は500ミリリットル分だけ作りましたが、5日くらい経過した活性液は甘酸っぱい葡萄のようなワインの香りがしたので発酵自体はしているようでした。
おわりに
家庭菜園にしても畑栽培にしても害虫や環境の影響など、作物作りも大変ですよね。
土壌が豊かでないと作物の生育も悪くなります。
これから有機栽培を試してみたいという方は、一度利用してみてはいかがでしょうか。